こんにちは、いずみです。
昨年末に公開され、日本アカデミー賞の優秀アニメーション作品賞を受賞した西野亮廣さんのえんとつ町のプペルが5月26日から韓国でも上映されます。
一足早く試写を見た記者のレビュー記事がアップされました。
韓国の方はプペルにどのような反応をされたのか気になって訳してみました。
'プペル'にハマる、'えんとつ町のプペル'
染みわたる。四次元の感性とアンドロメダ世界観にも強力な吸引力を噴き出している。 日照りでひび割れた大地のように干からびた感性の所有者たちもしっとり潤すアニメーション'えんとつ町のプペル'(監督 廣田裕介)だ。
'えんとつ町のプペル'は空を見あげてはいけないえんとつ町で星を信じる煙突掃除夫'ルビッチ'と突然現れたごみ人間'プペル'が、この町の隠された秘密を見つけ出して新しい未来に向けて進む作品だ。 日本で販売部数69万部を記録した同名の絵本をスクリーンに移して夢と希望、愛と未来の輝くメッセージを伝える。
眠っていた右脳が'パッ'と目覚める。現実では見られないえんとつ町とゴミ人間'プペル'、そしてファンタジーに満ちた世界観を奇抜な想像力で具現してのけ、見る人の感性細胞が刺激される。 第一印象が幼稚に思えてもすぐに絵の中に吸い込まれる。
'童心'がこの作品の最も大きな武器だ。 '希望を信じるなら世の中は変わる'という不変の真理を童話のような話に溶かす。 立ち込めた煙で青い空一度も見たことのない町の人たちに星を見せてあげようとする'ルビッチ'の冒険について行けば心が浄化されて、純粋な心に向き合うようになる。
'ルビッチ'と'プペル'の友情、そして父'ブルーノ'と家族愛は涙腺を刺激する。 予想出来なかった反転が作品の感動を倍加して、クライマックスに達し爆竹のように爆発する。 'ルビッチ'と'プペル'を応援するようになるのは自然な反応だ。
子供よりは、まだ成長しきれず傷だらけの'大人'達にふさわしい。 100分のランニングタイムずっと泣いて笑って穏やかになった自分をプレゼントのように返してもらえる。 夢がある者なら希望はおまけでもらう。
ただ、ジャパンアニメーション特有の中間挿入OST(Original Sound Track 挿入歌)が没入を邪魔する。 歌詞と映画の内容が100%調和していない。 展開を早く回すための'スキップ(Skip)'用にしか見えない。 来る26日封切り。
元記事と画像の出所:sportskyunghyang
※プペル'にハマると訳した'푸'며든다は若者の間で流行している新造語で'○'沁み込む。
ある対象に愛情を感じながら自分も気づかないうちに陥った時に使用するそうです。〇に俳優の名前やニックネームを入れて使います。
韓国の映画サイトにはすでにえんとつ町のプペルのページができています。
まだ前売りは始まっていませんが封切を楽しみにしているコメントがついています。
日本以上に閉塞感がある韓国の方たちにはきっとこの映画に共感するポイントがあるはず。
今までの日本アニメとはちょっと違う、絵本から飛び出したプペルをたくさんの方に見ていただけたらと思います。
韓国版の絵本はこんな感じ。
リンクから 「미리보기」をクリックすると中も見られます。
最後までお読みいただきありがとうございました。