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韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」の原作小説 「成均館儒生たちの日々」チョン・ウングォル著

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こんにちは、いずみです。
パク・ユチョン、ユ・アイン、ソン・ジュンギ、パク・ミニョン主演で大ヒットした韓国ドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」

私は原作小説の[PR]「成均館儒生たちの日々」でストーリーを知りました。

 

トキメキ☆成均館スキャンダル

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ドラマのタイトルはずっと前から知っていましたが「トキメキ☆」で学園恋愛物をイメージしてしまい、オバサン向けのドラマではないと思ってスルーしていたのです。

図書館で韓ドラの原作本を片っ端から借りていた頃、お目当ての本が貸し出されていて残っていた中から選んだのが「成均館儒生たちの日々」でした。

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大して興味がないのに読むことになった「成均館儒生たちの日々」

ところが、私の想像とは大違い!小説の儒生たちはドラマのキャストよりも大人な印象で冒頭から18禁の描写が飛び出します。

このままドラマ化するのは難しくて設定を変えたのだろうと思いました。

 

【ドラマ&原作 共通のストーリー】

両班だった父親を亡くしたキム・ユニは病弱な弟に変わって家族の暮らしを支えるために男装し、代筆で生活費を稼いでいる。

借金返済のため、科挙の試験会場に潜りみ不正受験に加担することになったユニ。

その試験場でイ・ソンジュンと出会い、女人禁制の最高学府である「成均館」に入学することになってしまう。

女とバレないようにハラハラしながらも、ユニは儒生として憧れのソンジュンと共に思う存分勉学に励める幸せを噛みしめる。

ユニを女性だと見抜き隙をねらっては探りを入れる女好きの先輩ヨンハ。生傷の絶えない乱暴者なのに、なぜかユニには優しい暴れ馬のジェシン。同性のユニへの恋心に動揺し思い悩む名家の跡取り、首席のソンジュン。

クセのある3人の男と行動をともにしながら果たしてユニは無事に儒生生活を続けていけるのか。

【2021.7 いずみ】

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ファンの方はご存知だと思いますが、ドラマ化されたのは原作小説の一部だけです。

原作は成均館の卒業後を描いた続編[PR]「奎章閣閣臣たちの日々」まで全4巻あり、深堀り好きにはたまりません。

チラ見するつもりが、あっという間にストーリーに引き込まれ「成均館儒生たちの日々」だけで止まらず「奎章閣閣臣たちの日々」まで一気に読みました。

私が一目ぼれしたのは成均館の儒生らしくない、暴れ馬のムン・ジェシン。別名コロです。主役二人の恋愛なんて私にはどうでもよく、コロの登場する場面をメインに読んでいました。

ドラマのコロ好きで原作を読まれてない方には、ぜひとも「奎章閣閣臣たちの日々」まで読んでいただきたい。ユ・アインのコロと甲乙つけがたいほど原作のコロも魅力的なので大満足していただけるはずです。

ドラマは1回しか見てなくて細かい部分を忘れてますが、原作にはコロの両親やお嫁ちゃんも登場して個性豊かな家族が成均館の中とは違うコロを見せてくれます。

コロは乱暴者に見えるけど人の痛みに敏感で優しい心の持ち主です。見るからにひ弱そうなユニや、長男を亡くした悲しみで精神を病んでしまった母、悪名高い自分に嫁がされた幼いダウンには悪態をつきながら口とは裏腹の優しさを見せます。

一方で強いものには刃向かうコロは父親と対立し、家に寄り付きません。ところが父親も血の気の多さでは息子に負けていません。

逆らう息子を下人に捕獲させたり、宮廷内でも構わずに蹴りを入れたり、似たもの親子のバトルシーンは両班(官僚)とは思えない人間くささがあって好きです。

 

ドラマのレビューは、そら豆さんの記事が最高です。

www.kd-sora.com

 

原作著者のチョン・ウングォルさんは [PR]太陽を抱く月でも有名です。こちらも小説だけに登場する場面がたくさんあるので原作を読んでからもう一度ドラマに戻るとさらに深く楽しめます。

王女と結婚したホ・ヨムのその後を、頭の中ではシワン君に演じてもらいながら読みました。

今年8月にSBSで放送予定の「ホン・チョンギ 紅天機」もチョン・ウングォルさんの作品です。主演はキム・ユジョン×アン・ヒョソプ。これは絶対に見逃がせません。

「ホン・チョンギ」はまだ日本語版がないようですがドラマがヒットすればきっと出ると思います。

チョン・ウングォルさんの小説は艶っぽい描写が入るのでドラマ化されると設定がマイルドに変わります。

原作本とあわせてご覧になって作品の世界を堪能していただきたいです。

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最後までお読みいただきありがとうございました。 
いずみ

 

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