いずみの秘密基地 

「いずみの韓流房」の姉妹ブログです。雑記記事をこちらに移しました。

【介護初心者】失敗だらけの車椅子介助。初めての外来受診はくたくたでした。

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こんにちは、4連休も関係なく出勤しているいずみです。

昨日は退院1ヶ月後の診察でオババを連れて県外の病院へ行ってきました。

今までが元気過ぎてかかりつけ医では楽観視され、2度目の入院でやっと心臓が原因だったとわかりました。

2回目の退院後、なんとかお互いに生活のリズムがつかめたと思った頃にまた救急車で運ばれ3回目の入院をすることになりました。

今までの処置では効果がみられず、県外の病院で心臓の弁にクリップをつける手術を勧められました。

その経過を見るために1ヶ月、半年、1年後に県外の病院までオババを連れて行かなければなりません。手術を受ける前にはそこまで聞かされていませんでした。

 

 

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リハビリパンツ生活で、初めての外出

オババは杖や歩行器を使って歩けますが、広い病院内を移動する時は車椅子でないととても無理。

今は行った先に置いてある車椅子を借りていて日常的には使っていません。なので座る方も介助する方も車椅子の扱いに不慣れ。

たたみ方も広げ方も分からずモタモタしていたら通りすがりの人が見かねて教えてくれました。

リハビリパンツ生活になってから長時間外出するのは今回が初めてです。

替えのパンツや交換用のパッドは持って行ったけど、交換の頻度はいつもオババが決めているので替えたいときは言うと思っていました。

病院へ行くので緊張していたのか、今思えば前の日から少し様子がおかしかったです。

交換用の新しい尿もれパッドがベットの上に放置されたままでリハパンだけを履いていたようです。

病院までは1時間ちょっと掛かりますが、パットの付け忘れに気づいたので行きは無事でした。

病院内を車椅子であちこち移動

街中の病院は駐車場に車を入れるのにも時間が掛かります。旦那が駐車場へ行ってる間に私はオババを連れて診察前の検査を済まさなければなりません。

1階で受診受付をしてトイレに連れて行き、エレベーターで2階へ上がってまず採血。その前にコロナの問診票にも記入しなければなりません。

同じ階で次は心電図。その次は1階に降りてレントゲン撮影です。

まだ旦那は現れず、冷房の効いた病院内で私は汗をかいてオババを移動させていました。

車椅子の背のポケットは狭くて物が入らず、ハンドルにカバンを掛けるとタイヤに当たってしまいます。

肩に掛けても車椅子を押しているうちにカバンが腕にずり落ちてきてリュックにしなかったことを後悔しました。

 

レントゲン室の前で待っているときに「お茶を飲みたい」と言いましたが、いつ呼ばれるかわからないのに離れるわけにいかず旦那が来るまで待つようなだめます。

レントゲンが終わったところでやっと旦那が合流。お茶を飲ませて今度は4階の別棟に移動して10時からの検査を待ちます。

待ってる間に患者は待合室の入り口にある血圧測定器で血圧を測らなければなりません。

こんな測定器は私も使ったことがなく、表示の通りにやってるつもりでも反応してくれません。

先に利き腕で採血をしてしまったために、伸びない反対の手を入れて肘が浮いていたようです。

モタモタしていてもスタッフは見て見ぬふり。患者が自力でやるしかないムードでした。

なんとか血圧を測って時間指定の検査を待つ間にオババを旦那に任せて私は診断書の手続きをしに1階へ下りました。

後は予約の時間に検査と診察を受けるだけなのでひと息つこうとコンビニでアイスコーヒーを買っているところに旦那から電話が。

検査が早くなったのかと思ったらオババがトイレに行きたがってるとSOS。

緊張しているのか、その後も待ってる間に何度もトイレに行きたいと言い、病院に居た時間の後半だけで6回ほどトイレに連れて行きました。尿意だけでなく毎回それなりに出ます。

ふだんは座りっぱなしだと全然トイレに行かない日もありますが、介護認定の見直しに来られた日も2時間ほどの間に小ばかり何度もトイレに行っていました。

検査の後は本館の3階に移動して最後の診察です。

ここは地元の病院よりも省力化が進んでいて、患者もボケっとしていられません。

順番が来ても音声での案内はなく、待合室のモニターに表示される番号をしっかり見ていないと気づきません。

そのモニターが見ずらい位置にあって首がだるくてたまりませんでした。

油断していた帰り道

朝7時過ぎに自宅を出てすべて終わったのは1時頃でした。

頻繁にトイレに行っていたのを忘れたのか、診察が終わるなり「ジュースを買って!」と怒ったように言うオババ。

病院を出る前にもトイレに行ったからもう大丈夫だろうと思ってジュースを飲ませたら車に乗って20分もしないうちにまた「トイレに行きたい」と言います。

慌てて車椅子用のトイレのあるショッピングモールに寄って連れて行きましたが、すでに遅し。

ケアマネさんが臨時で貸してくれた車椅子のシートはもちろん、ズボンまで濡らしてしまい、お昼ご飯を食べて帰るどころではなくなりました。

車に酔った時の備えはしていたけれど、替えのズボンまでは持って行っていませんでした。

子供のいない私は手のかかる誰かを連れて外出したことも出先でオムツを交換した経験もなく、使用済みのパットの始末や汚れた服を入れる袋のことまで全然気が回りませんでした。

クッションに着替え、汚物入れ、次回はさらに荷物が増えそうです。今回の失敗がなかったら気づかないままだったかもしれません。

介護経験者のみなさま、外出時に持っているとよいものがありましたらぜひ教えてください。

激ヤセしても私とさほど体重の変わらないオババを乗せて車いす用のスロープを移動したり、車の乗り降りやトイレの介助をするのは大変でした。

今日は体のあちこちが筋肉痛になっているとオババに言ったら「たいそうな!(大げさな)」の一言で片づけられられてガックリ。

30年近くそれぞれが好きなようにしていた大人3人の生活が崩れ、幼稚園児みたいになってしまったオババにエネルギーを吸われまくっています。

外出時の必需品&車椅子で気を付けること

シングルの方や私のように子育ての経験がないまま介護者になった場合はママさんたちのようには気づけないことがあります。

 

sukiyaki-k.hatenablog.com

sukiyaki-k (id:sukiyaki-k)さんにアドバイスしていただいたことをまとめました。

同じ立場の介護者さんにも役立つと思います。

 

外出時の必需品

・踏み台(車の乗降用)
・クッション(車椅子用)、防水シート
・リハビリパンツ、パット
・着替え

・おしりふき、ごみ袋用のナイロン袋、新聞紙、ビニールシート
・ハンカチ、ティッシュ、タオル
・お茶などの水分
・糖尿病がなければ飴やおかしなど、少し口に入れるもの
(甘いものには気分を落ち着かせてくれる効果あり)
・お気に入りの本や写真など
(長時間になるとき気分転換できそうなもの)

 

車椅子で気をつけること

・受診用の書類はすぐに取り出せるよう背もたれのポケットに入れておく。
・持ち手に荷物を掛けるとタイヤに当たってじゃま。
・リュックにして両手を空ける方がラク
・移動中は乗っている人に荷物を抱いてもらう。
・座り心地が悪いのでクッションが必要。

最後までお読みいただきありがとうございました。 
いずみ

 

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